埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 748
■ 種類 学会発表
■ タイトル GCxGC-高分解能TOF-MSによる環境試料中塩素化・臭素化PAHsの分析
■ 著者 家田曜世    ゲステル(株)
落合伸夫    ゲステル(株)
宮脇俊文    ジャスコインタナショナル(株)
堀井勇一    埼玉県環境科学国際センター
細野繁雄    埼玉県環境科学国際センター
大浦健    静岡県立大学
   
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2009
■ 誌名・巻・号・年 日本分析化学会第58年会、平成21年9月24日
■ 抄録・要旨 本研究では、高分離、高感度かつグループタイプ別分析が可能な最新の2次元GC技術であるGCxGCに、検出器として高分解能TOF-MSを用い、環境試料中塩素化、臭素化PAHs(Cl-/Br-PAHs)の詳細分析法を検討した。土壌抽出液のGCxGCトータルイオンクロマトグラム上では、約900以上の成分を高感度に検出することが可能であった。ClPAHsの分子イオンより作成したGCxGC積算マスクロマトグラム上では、塩素数1〜6までのClnPAHsの異性体グループを、夾雑物質の影響なく高選択的に検出することが可能であった。GCxGC-HRTOF-MSは、夾雑物質との分離、高感度・高選択的な検出、2D map上でのグループタイプ別分析、広い質量範囲の精密質量情報による詳細な解析が可能であり、未知Cl-/Br-PAHsの定性に極めて有効であることが示唆された。
■ キーワード GCxGC、ハロゲン化PAH、TOF-MS

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